こんばんは。amegon です。 雑記です。
背景
Windows 10 上に VirtualBox をインストールして仮想マシンをごりごり動かしていました。
でも、よく考えてみたら Windows 10 Pro はHyper-V が使える。
Hyper-V を使えば、Windows Update で OS が再起動しても自動で復旧できるやん、ということで移行してみました。
(VirtualBoxでも設定すればできますが、Windows にオートログインするとか面倒だったので。。、)
移行顛末
Hyper-V のサービスをインストール
安易にインストール、有効化したが、VirtualBox の仮想マシンが起動しなくなって焦る。
クラスタ組んだりネットワーク経由で iSCSI でボリュームマウントしたりしていたので、VirtualBox <-> Hyper-V 間でつなげたら面白いな、とか思っていたのですが、早くも絶望。
VirtualBox の仮想マシンを vhd に変換
この際、VirtualBox でスナップショット運用し、スナップショットを大事にとっておく運用をしていたので、フォルダ配下にある vdi を vhd に単純に変換、インポートしてもだめでした。
(まっさらなCentOS が立ち上がった。)
VirtualBox で移行したいスナップショットを選択し、クローンを実行。
クローンで作成された vdi を vhd に変換した。
Hyper-V にインポート
仮想マシンを新規作成し、その後仮想ハードディスクの設定で先ほど作成した vdi を選択。
CPU や メモリ、ネットワークはぽちぽち設定。
仮想マシン起動
仮想マシンを起動してみる。
しかし起動しない。
ググってみたら以下のページを発見。
参考にさせていただきました。
https://qiita.com/sankaku/items/26d72c1cf794fc1a3eb3
(このページほぼ全部手順ありですね。。。)
レスキューモード起動 -> 初期RAM 再作成 -> 再起動で無事起動しました。
ネットワークインターフェースの設定変更
VirtualBox の時は enp0s だったのが、Hyper-V では eth になってた。
/etc/sysconfig/network-scripts のファイル名、内容を修正。
移行後
計6つの仮想マシンを移行しましたが、上手くいきました。
ですが1点気になる点が。
仮想マシンに対して、別の物理PCから Ping を打って、冗長的な死活確認を行っているのですが、VirtualBox 時代に比べてどうも Ping 落ちが目立ちます。
仮想スイッチの出来は Oracle の方が良い??
残作業
- VirtualBox 時代の仮想マシン削除