あらすじ
自宅でいろいろと弄ぶのに使用している Lenovo L470 のディスク読み書きがとても遅かったので SSD に交換してみました。 そのメモを記載。。
交換対象の PC
- Lenovo L470 www.lenovo.com
所持品 Lenovo L470 のスペックは、メモリ16GB、HDD 500GB。
この PC では Hyper-V 上で Zabbix と Zabbix Proxy、その他 Linux をいくつか動かしてます。
いつもディスクアクセスが重たくて、ホストの Windows の操作がかくつくかくつく。
いつか改善したいと思っていました。
事前準備
以下のものをそろえました。
実作業
データバックアップ
- L470 で稼働している仮想マシンをすべて停止して、不要なアプリケーションも停止。
- 裸族の頭の説明書に記載されていたクローン用のアプリをダウンロード(まだ起動しない)
- 裸族の頭を使用して SSD を USB に接続:USB は3.0
- 先ほどダウンロードしたクローン用アプリを起動。SSD が認識されていることを確認。
- クローン開始
- ステータスを見ているととても時間がかかりそうだったのでしばらく放置
しばらくして戻ってみると失敗してた。。
ログファイルが消えてしまっていたので検索履歴しか残っていないですが、エラーには以下のメッセージが含まれてました。
The Specified Network Resource or Device is No Longer Available Error
データの書き込みが途中で止まった?みたいな感覚だったので、電源周りの自動シャットダウンを確認したけど電源接続時は止めない設定だったので特に問題なさそう。
一つ気になったのは無操作が続いているとよくないのかな?と思ってマウスふるふるをインストールしてみた。
https://www.vector.co.jp/soft/cmt/winnt/util/se497749.html
スクリーンセーバーも何も設定してないんですけどね。おまじない的に。
その後再度クローンを開始。
次は2時間くらいでクローン完了。エラーなし。
よかった。
SSD の換装
※ ここからの作業は特に自己責任で行ってください。壊れても責任はもてません。(たまたま自分がうまくいっただけかも)
- L470 をシャットダウンする
- L470 のバッテリーをはずす
- 背面ねじをはずし、背面を開ける
- このとき、プラスチックのカード(ポイントカードみたいなもの)ですきまから通していけば開けやすかった
- HDD を固定しいるねじが1本あったので取り除く
- ボード側に固定されている端子を壊さないように慎重に HDD をはずす
- HDD に装着されていた スペーサーをはずし SSD に装着する。装着できた。
- HDD が装着されていたように端子を差し込み、固定ねじで固定する
- 背面パネルを装着しねじ止めする
起動確認
- L470 に電源ケーブルを差し込む
- 電源を入れる
- あとは今まで通り操作
変更前との比較
- 体感
- 起動が早くなった
- アプリ、仮想マシンの起動が早くなった
- 実測値
- Zabbix でのディスクアクセスの待機時間のグラフ
- 左側:交換前 右側:交換後
- 早くなってる
- Zabbix でのディスクアクセスの待機時間のグラフ
結果
よかった。
自宅のほかの PC も HDD でディスクの読み書きに時間がかかっているものがあるので交換したいな。
裸族の頭も入手したしね。
利用面でいえば、これで L470 上で稼働させている監視項目を増やしても問題ないかも。